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【アルバム】怪談 そして死とエロス / 人間椅子【レビュー】

怪談 そして死とエロス


日本のハードロック?ドゥームメタル?スラッシュメタル?プログレッシブメタル?な、というか私の中では「人間椅子」というジャンル分けをしているメタルバンド、人間椅子の19th?アルバム、ベストアルバム合わせると23枚目のアルバム「怪談 そして死とエロス」(2016年)です。
12曲収録。


どうも、すっごい久しぶりなアルバムレビューな気がします。

ということで人間椅子の今年のアルバムなわけですが・・・やはりすごいペースですよね。
ベストアルバム合わせて23枚目、しかもベストアルバムにも新曲を混ぜたり、再録したりなど、過去のものを持ってきただけではないという。
恐ろしいペースです。


ではまずジャケット。
心霊写真でよくハウスダストだろって言われているオーブが大量発生した、森の中の廃屋前での集合写真的な。
3人とも衣装が似てて非なるもので面白いですよね。
和尚の格好に死化粧、純和装、そして浪人のようでサングラスのイカツさが効いているという、なんとも言い難い棲み分け。
あ・・・後ろに人の影(嘘です)


サウンドは全体的にジャリッと感が増しています。
音そのものは前作の延長線上にあると思いますが、ちょっと重心が上がった印象。
曲そのものは全体的にドゥーミーなおどろおどろしい展開が少なめ。
インタビューでも、今こそ新しい風が、もっとアピールの出来る聴きやすいものが必要だと思っていた、みたいなのを見た気がします。

ギターは粘りがあるのにある瞬間からすごく歯切れのよい音が印象的。
それにジャリッとした音が特徴的です。
ギターソロでは三味線のような流れの奏法を出したりと、すごくかっこよい。
前作よりも音が軽めになった印象があります。

ベースがすっごい重い。
この重さは相変わらずで、ギターが少し軽くなった印象にも関わらず曲全体としてはすごく重いのは明らかにこのベースのおかげ。
硬質なアタック感と柔らかく下を埋め尽くす重さがめちゃくちゃ癖になる。

ドラムは安定感がすごい。
キックもスネアもタムも金物もしつこさがなくキレが強い。
その分キックのアタックがなかなか強い。
しかしそのわりにはリバーブが深い、タムが特に。
歯切れは良いが味が濃い。

ボーカルはメンバー3人とも歌うため色々なんですが・・・
それぞれがすごく特徴的な歌い方。
ベースボーカルの鈴木さんは、捻りと力を加えたお経にメロディを付けたように。
ギターボーカルの和嶋さんは、落語を歌うかのごとく飄々しかし語りかけるように。
ドラムボーカルのナカジマさんは、ストレート。


各トラックのレートは、

#1 恐怖の大王 ★5
#2 芳一受難 ★4
#3 菊花の数え唄 ★5
#4 狼の黄昏 ★4
#5 眠り男 ★4
#6 黄泉がえりの街 ★5
#7 雪女 ★5
#8 三途の川 ★5
#9 泥の雨 ★4
#10 超能力があったなら ★4
#11 地獄の球宴 ★4
#12 マダム・エドワルダ ★4


Top3は

#1 恐怖の大王
やっぱり#1のイントロのインパクトというのは大事です。
いきなりキャッチーで爆発的なフレーズから、繰り返しのフレーズになると思いきや1回目でいきなり静に突入するという。
最初のこの部分だけでいきなりアルバムの流れを作ってしまったようなフレーズ。
そしてまたギターソロはマジっぱない、人間椅子得意のギターソロで体感速度が上がってかっこよくなるあれ。
歌詞も「恐怖の大王 永久に幸あれ、恐怖の大王 永久に栄えあれ」ですよ、どうしたらこんな歌詞が出てくるんですか。


#8 三途の川
三途の川についての曲は2つ目ですかね?前は賽の河原。
ギターソロ大好きな方必聴。
すんごいです、タメを効かせつつも弾き倒しまくりからの更にタメを効かせたフレーズのロングギターソロ。
全体的にゆっくりで落ち着いたリフが多いですが、最後に急展開めちゃくちゃかっこいい。


#3 菊花の数え唄
数え唄が見事にメタルに。
中盤から3連符中心のフレーズに移行するところがまためちゃくちゃかっこいい。
メタルに三味線の音を入れるにはこうなのか、なんて最後に思っちゃったりします。


今回も安定のクオリティ。
今作ではもっと色んな人にアピールしたいみたいなことを言われても、どうにも出てきまくる人間椅子節。
今回は全体的にローテンポが少なく緩急の落差が少なめと言うのがそういうことかなと思いましたが、やはりいつもの調子は薄れていない。
一撃のすごさは前作に譲りますが、前作と負けない良盤だと思います。


評価 ★4+


動画は恐怖の大王




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【アルバム】無頼豊饒 / 人間椅子【レビュー】

無頼豊饒


日本のヘヴィロック?ハードロック?ドゥームメタル?スラッシュメタル?プログレッシブメタル?なメタルバンド、人間椅子の18thアルバム「無頼豊饒」(2014年)です。
13曲収録。


ものすごいスピードでのアルバムリリースですね!
前作が2013年8月7日、今作が2014年6月28日。
1年以内に2枚ってすごい、しかもこれで18枚目、25年で18枚、物凄い。
オマケに再録版やベストアルバムなど合わせると22枚目。


さてさて、ジャケットはメンバー3人が何かの三人衆のように、浮世絵調のような、絵巻調のように描かれていますね。
少し前にこのジャケットを使った塗り絵キャンペーンが開催されており、facebookでいろんな作品が掲載されていました。
今作の読み方は「ぶらいほうじょう」だそうです。


音は前作とさほど変わらないかな?
でも内容は前作のようなオドロオドロしいヘヴィなメタルが多め、ドゥームでストーナーな(意味分からん)雰囲気はちょっと少なくなり、全体的にテンポが上がっているように思えるNinGenIsuなアルバムですね。

ギターは切れ味があるような、ざらつき感が強いような、相変わらずの特徴的なギターの音。
それでいて重みも十分とかすごい音作り。
んで#2のソロとかめちゃかっこいい!

ベースは若干歪みを強くした感じで、硬質感が強い。
なのに非常に重量感がある。

ドラムはやはり落ち着いているがドッシリ感というか、この安定感。
細かくスネアを入れてくるところがまた良いよね。
全体的に柔らかめの音。

ボーカルはまた相変わらずの特徴的な歌い方なのですが、今まで以上に力強い雰囲気。
老いて尚盛ん(まだ老いてないけど)。

そういえば人間椅子って全員ボーカルやるんだよね。
全員で揃えて歌うところとか不思議な説得力。


各トラックのレートは、

#1 表徴の帝国 ★4
#2 なまはげ ★5
#3 地獄の料理人 ★5
#4 迷信 ★5
#5 生まれ出づる魂 ★4
#6 悉有仏性 ★3
#7 宇宙船弥勒号 ★4
#8 リジイア ★4
#9 ミス・アンドロイド ★4
#10 グスコーブドリ ★4
#11 がらんどうの地球 ★4
#12 結婚狂想曲 ★5
#13 隷従の叫び ★5


Top3は、というかTop1が選べないのですが、


#2 なまはげ
まず「なまはげ」
これだけで惹き付けられてしまいます。
基本的には非常に重くゆったりなのだけど、その中でサビの、
「怠け者はいねがー!泣いてる童子はいねがー!」
がすごくキャッチー。
そしてそれが2回目になると、今度は非常にキャッチーなリフ。
シンプルなのに耳に残る、すごく良い。
それからこの曲の最大の聴き所、ギターソロすげえとしか言えない。


#3 地獄の料理人
これも「地獄の料理人」ってだけで興味を惹かれますな。
これがまた歌詞が面白い。
「焼いて食うか、張り付けあぶり焼き。茹でて食うか、血の池で寄せ鍋」
あまりにも突拍子も無く、それでいてここまで曲名にマッチする言葉は思い浮かばない。
しかも回を追うごとに食べ方が変わる。
この先はネタバレ防止として書かないことにします。


#13 隷従の叫び
キャッチーさ、と言うものはないように思えますが、MetallicaのThe Unforgivenにも似たこの題材は、題材そのものが興味を惹くキャッチーさがあると思います。
序盤のメトロノーム音やオドロオドロしいギター、ベース、そしてボーカル、ドラムまでもがそれを煽る。
まさに耐えの一言。
そして中盤、決して速くはないはずなのにこの爆発力、物凄くカッコいい。
Black SabbathのIron Man、DioのHeaven and Hell、MetallicaのOneやSeek and Destroyなどのような(雰囲気を)下げてから上げる曲の王道、#2の「なまはげ」然りそれを上手く作れるのが人間椅子の強みと思います。


今回のアルバムは今までで一番好き。
と言っても全部を聴いたわけではないどころか聴いていないアルバムのほうが多いのですが、人間椅子を勧める際にこのアルバムはオススメできる。
テンポが速くても遅くてもかっこよい、向かうところ敵無しではないか。


評価 ★5


動画はなまはげ



【アルバム】萬燈籠 / 人間椅子【レビュー】

萬燈籠


アルバムレビューは久しぶりになってしまいましたね。
日本のメタルバンド、人間椅子のベストアルバム含む21stアルバム「萬燈籠
」(2013年)です。
13曲収録。
因みに2013年8月7日発売で、私の誕生日に発売されていますYO!


ウィキペディアの人間椅子のページのジャンル欄には、以前に書いたハードロック、ヘヴィメタル、ドゥームメタル、プログレッシブロックに加えサイケデリックロック、ストーナーロックが入っており、さらにジャンル分け不可能なバンドになってきています。
しかもときどきスラッシュメタル的なこともやっている。
もう「NinGenIsu」というジャンルでも作ったらどうですかね?
私はMotörheadをMotörheadというジャンル分けしているのでNinGenIsuもアリだと思います。


さてさてジャケットですが、バンドメンバーが地球以外の星から地球を見ているような、それとも他の惑星から月を見ているような、そんなスケールのデカイ内容。
真ん中上に萬燈籠と書いてありますが普通は読めない、「まんどろ」だそうで。

恐らくですが、日本固有のものや、日本語の響き、日本の物語などを大事にしたスタイルの彼ら名ので、これはスケールのデカイお月見なんだと思います。


内容としては、オドロオドロしいヘヴィなメタルが多め、ドゥームでストーナーな(意味分からん)雰囲気もたっぷり。
多分、重苦しいや鬱々しいかと。
そんな中にちょいちょい速いフレーズや曲が出てきて映えるといった感じ。

ギターの音は若干軽めながらも、高音が効いた鋭い音が特徴。
低音で鳴らしたときの唸るような音や、ブリッジミュートの刻みのジャリジャリな音もまた良い。

ベースは相変わらずに重く、そして非常にパンチがある。
バッキバキの音が強く、癖になる。
人間椅子の特徴の一つ。

ドラムは重くならない傾向。
スネア、バスドラム、タムはコンパクトに抑え、金物を響かせる。
相変わらずメタルとしては手数が少なめなのではと思うくらいだが、時々叩きまくるのが緩急になっていいね。

ボーカルは変わらん!
古い雰囲気の歌いまわしでそれこそ「好きな人だけ聴けば良い」的スタイルな歌い方。
語り口調なときまである。
叫ぶように歌うときもある。

今風な高音やファルセットを使うなんてことは全く無い、ビブラートは申し訳程度。
そしてメタルによく使われる特徴的な歌唱方法、ハイトーンボイスやグロウル、ガテラルなども使わない。

これも人間椅子の特徴の一つ。


各トラックのレートは、

#1 此岸御詠歌 ★3
#2 黒百合日記 ★4
#3 地獄変 ★4
#4 桜爛漫 ★4
#5 ねぷたのもんどりこ ★4
#6 新調きゅらきゅきゅ節 ★4
#7 猫じゃ猫じゃ ★4
#8 蜘蛛の糸 ★4
#9 十三世紀の花嫁 ★4
#10 月のモナリザ ★5
#11 時間からの影 ★4
#12 人生万歳 ★5
#13 衛星になった男 ★4


Top3は、


#10 月のモナリザ ★5
とりあえずこの収録内容の中では聴きやすいのでは、そんな観点からです。
上記した人間椅子の特徴をしっかりと出しつつ、メタルの特徴もしっかりと出つつ、ノリやすい(はず)。
ノリのよさ、オドロオドロしさ、和の陰部といった雰囲気どれも上手く取り入れてある。


#12 人生万歳 ★5
歌詞が良いってのはこういうことを言うんじゃないのかい?
いろんな歌でしょっちゅうあるような内容、ストーリーを作った歌詞で共感させる。
そんなものとは無縁なこの歌詞は、良く聴いていると元気になってこないかな。
この世の理を説くような曲。
まあ曲そのものは聴く人を選ぶのだけど。
曲自体はスピードメタルのような、スラッシュメタルのような内容。

つまり楽しいんだと思って聴けば楽しい!いざ進め!
ということ。


#6 新調きゅらきゅきゅ節
この音頭的なノリをメタルで作るというね。
なんとも斬新で面白い試み。
若干狂気交じりの音頭で少し怖い雰囲気を作る。


人間椅子ってホント、人間椅子だなあ~(意味不明)
今作はなかなかに多種に渡る内容で面白かったです。
ギター、ボーカルの和嶋さんいわく、オズフェストに出た勢いで作ったとのこと。
合う合わないははっきりと出るでしょうが、一聴してみても良いのでは。


評価 ★4


動画は猫じゃ猫じゃ
それにしてもなんという動画の少なさ・・・




【逸曲】針の山 / 人間椅子【入魂】

人間椅子傑作選


今回は日本のメタルバンド、人間椅子の1stアルバム「人間失格」(1990年)から、「針の山」です。
このバンド、なんのメタルといったらよいのか難しいところですね。
ウィキペディアにはハードロック、ヘヴィメタル、ドゥームメタル、プログレッシブロック、と書かれていますが、中にはスラッシュメタル的な曲もあったりと一言では言い表せません。


この曲、Bugieという古いバンドの曲のカバーで、歌詞は完全に日本語に差し替えてあります。
Metallicaもカバーしましたね!
そんなわけなので、この曲はスラッシャーでも聴きやすいかと。


私は1stは持っていませんが、何かのきっかけで興味をもってベストアルバムを買ったため持っています。
そんなわけで、表示されてるジャケットはベストアルバムのものです。
和風!って感じです。


曲詳細
(変な音が入ったものしかないのでライブ動画で)


ギターはチャコチャコジャリジャリ系。
3ピースバンドなためか、CD音源ではギターソロ時にリズムギターとベースが全く同じメロディですね。

ベースは独立した音に聴こえるくらいにはっきり聴こえます、音はそれほどいじってない?

ドラムはあんまりメタルらしからぬ、軽めな音です。

ボーカルは、モロに日本語でちょっと古めな歌い方?上手に歌うことが目的じゃないような歌い方です。
が、癖になる歌い方です。


●イントロ
イントロから出てくるギターリフですが、終始これを使いますね。
原曲よりも短めで、結構省略してますね。
ベースの押し出てくる感じがかっこよい。

●ヴァース
基本的にこのパートのリフと、イントロの2種類だけですね。
ですがどちらもスピード感のあるかっこよいリフです。

ここからボーカルが入ってきますが、やはり独特ですね。
日本独特ではなく、人間椅子独特。
日本語にしか出せない独特さでしょうけどね。


●プリコーラス
ん?どこ?

●コーラス
え?これもどこ?

●他
カバーにはよくあることですがギターソロかなり変わってますね。
そして原曲と違い、あまりテンポを落とさずスピード感が抜けないように作ってあるようです。
そしてその後のすごーーーく静かになるパートは省略。
スピード感を重視した結果かと。


上記したように、日本語にしか出せないかと思われるリズム感、独特な響きを有効に活用した良い例だと思います。
同じ曲でもMetallicaバージョンや原曲とかなり雰囲気が違います。
これはこれで、世界的に見れば一種の辺境地メタルかと。

なかなか面白く、そして良いバンドなので聴かないというのはもったいない気が。
そしてこの曲はそんな中でも、このバンドの特徴を残しつつ特に聴きやすい曲なのでは。

意外と海外でも人気あるみたいです、Arch Enemyの人とか好きらしいですし。




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