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【アルバム】Pray for the Dead / Slasher【レビュー】

Pray for the Dead


最近Twitterで私をフォローする海外のメタルバンドが増えてきたので、今回はその中の一つからご紹介!
ブラジルのスラッシュメタルバンド、Slasherの1stアルバム(2011年)です。
11曲収録。


アルバムタイトルは死の祈りと言ったところでしょうか。
ジャケットではゾンビが立ち上がってきてるような感じです。
ん~、メタル的!


やはりブラジル出身のスラッシャー、イーヴルな感じが前面に押し出されています。
ボーカルはほぼグロウル状態、まれにクリーンボイス的声を出しますが、今回のような構成の中には良い味付けになっていると思います。クリーンボイスを多用していないところがスラッシャー的に好感!

良音質でレコーディングされており聴きやすいですね。
適度にザクザクな感じ。
ただ、逆に言えば近年のリバイバルスラッシュの中ではあまり特徴の無い音になってしまいます。

好きなトラックは、
#2、3、4、5、7、9、10、11

Top3は順に、


#3 Hate
重々しいベースから始まり、それとユニゾンするかのようなリフで幕を開けます。
しばらくこの重々しいリフを展開するのですが1:30辺りから急変、ガッツポーズをとりたくなるようなスラッシーなリフになります。
この辺、確実にSodomの影響を受けてますな。
2:29という潔さも高感度アップ!
なんか曲名の後ろに(feat. Raphael Olmos)とか書いてありますよ!


#10 Tormento Ou Paz
こっちも曲名の後ろに(feat. Raphael Olmos & Ricardo Piccoli)とあります。
すごくノリの良いリフに、すごく合うグロウル、そして力強いコーラス。
Tormento Ou Pazというテーマを歌にしたときの有効な使い方。
そしてキャッチーなギターソロ。
きっちりと作られている感じがします。
これは2:03とさらに短くて潔く完結、良いです。


#7 Broken Faith
怪しいリフからすぐにスラッシーなリフへ、典型と言った感じです。
が、テンポの変更がなかなか良い感じ!
攻めてくるドラムも良いです。
後半も、結構典型を集めた感じですが、それだけにまず悪くなりようが無い。
それから最後にアウトロへ繋げるリフで、重さを強調しつつもいきなり刻みの速度を上げてきます。


オールドスクールとニュースクールの中間と言った感じでしょうか、なかなか聴きやすいと思います。
ただ、キラーチューンだ!と言えるほどのものがなく、そこはちと辛いですね。
キラーチューン度で言えばTormento Ou Pazが一番でしょうか。
このアルバムの前にEPを2枚ほど出してるようですが、まだデビューしたばっかりですしこれからに期待です。


評価 ★3+


オフィシャルサイトはここ!
Slasher_official

動画はTormento Ou Paz



The Slaughter / Incite

The Slaughter


SepulturaやSoulflyでおなじみのマックス・カヴァレラ、その息子のリッチー・カヴァレラが結成したバンドInciteの1st(2010年)です。
13曲収録。

5歳のころから親のツアーに付いて周り、18歳になった2004年に結成したそうです。
今は25歳?私の1個下ですね。


ジャケットは~、包丁か何か刃物を持ってる・・・イヤン怖い><
周りの書き殴られた字も相まって、ちょっとばかり狂気じみたものが出てますね。


なかなかブルータルな感じです、ボーカルのリッチーはブルデス系のボーカルでもいけるのでは。
どっちかと言うとスラッシュ!って感じではなく、スラッシュやデスラッシュ寄りなメタルコアと言った感じです。
録音状態が良いようで、スラッシュ(特にB級やそれ以下)にありがちな低音質ではなく、なかなか良い音質で録音されています。

好きなトラックは、
#2、3、5、6、7、10、11、13

Top3は順に、


#2 The Slaughter
怪しくも激しいリフから始まり、いきなりリッチーの咆哮。
ゴリゴリのギターリフが映える部分もあり、なかなかの出来です。
再生時間はぴったり3分!


#10 Down And Out
全曲中でも一番疾走感のある曲でしょう。
デンデデデンデデ・・・と定番のリフが最初に続き、それから怪しいリフへ。
そしてイントロのリフへ戻り、また上記のリフへ。
こういう曲構成は意外と飽きにくい、良い構成です。
またしても再生時間はぴったり3分!


#5 Time For A Change
パワーメタルみたいなリフで進みますがドラムはなかなかのドコドコ感。
これもほどよい疾走感です。
ちょっと明るめな曲調に感じます。


スラッシュ寄りではありますが、速いスラッシュではありません。

メタルコアみたいにクリーンボイスも使う、というものではなく常にリッチーのイーヴルな声。
その辺、私的には好感度アップです。
私みたいなスラッシャーにはクリーンボイスはあまり必要ありません

が、そんなボーカルではあるけどあまりにも一本調子、だんだんと飽きてしまいます。
それでも悪い曲ではないので聴けるな、と言った感じ。

ときどき高音も効く、もしくはもっと低音を強調したグロウルに切り替えても良いのではと思います。
それかThe Slaughterの最初で使ったような声をもっと入れても良いかと。
とにかくボーカルにもっと幅が出るともっと良くなると思います。

キラーチューンと言えるほどの曲が不在なのも痛いですね。
でも1stでこの出来はなかなか良いです、次が出たらまた買うでしょう。


評価 ★3+


動画はThe Slaughter



【アルバム】Killing is My Business... And Business is Good! / Megadeth【レビュー】

Killing is My Business... And Business is Good!


インテレクチュアルスラッシュの原点、ここにあり!



スラッシュメタルBIG4の1つ、Megadethの1st(1985年)です。
私が持っているのはこれのリマスター盤。
11曲収録。


Metallicaを解雇されたデイブ・ムステインが打倒Metallicaと立ち上げたバンドです。
Megadethと言えばインテレクチュアルスラッシュです。
独特で複雑なスラッシュリフを展開し、人気を獲得していっています。


さてジャケットですが、目隠しドクロに繋がれた骨。
こんなジャケットにタイトルが「Killing is My Business」ときたもんだ、そりゃあ発禁にされるわ!
目隠しに縛り・・・エロスをかんじ・・・るわけねーよwww
このジャケット、本当はリマスターでない1stのジャケットに使われる予定のものでした。


リマスター前の1stは聴いたことありませんが、この盤に収録されているデモバージョンだと想像しておきましょう。
・・・ものすごく音が悪い!
それに比べリマスターされたものは見違える音の良さ!
リマスターで成功を収めた盤の代表でしょう。


好きなトラックは、
#1、2、3、4、5、7、8
(9以降はデモ音源)

Top3は順に、


#2 Killing is My Business... And Business is Good!
みんながこう言います。
タイトル長げえよ!
しかしこの曲には衝撃を受けました。
どこかコミカルで明るそうな雰囲気のリフ、、、
そこから少しの不穏な空気、そして一転激走パート。
これを繰り返して進んでいく・・・
ものすごくかっこよいです。
これがインテレクチュアルたる所以か・・・


#1 Last Rites/Loved To Deth
ピアノから始まり、溜めに溜めて爆走。
そしてボーカルには不慣れなムステインさんのシャウト。
不慣れでも非常に攻撃力のあるボーカルです。
リマスター盤にはデモ音源も収録されてるので聴き比べてみるのも面白いです。


#7 Mechanix
定番!
MetallicaのThe Four Horsemenと同じリフです。
それもそのはず、アレはムステインが書き組み立てたいろんなパターンの一つ。
ムステインがMetallica在籍時にはThe Four HorsemenではなくMechanixだったそうです。
こちらはMetallicaに比べて圧倒的に速い!
MetallicaのライブでThe Four Horsemenを聴くとCD音源よりかなり速くなってますが、こちらはCD音源の状態で既にそのライブの速さを超えている。
そしてMegadethのライブではさらに速い、こいつら化け物です。
そしてデモのもすごく速いwww


上記した通りインテレクチュアルスラッシュと称されるMegadethの曲ですが、このアルバムが一番その傾向が強いようです。
去年の年越し目前辺りにこのCDを手に入れて聴きましたが、ホントに衝撃を受けてしばらく聴きまくってました。
名盤だ!とまでは言いませんが、
インテレクチュアルの原点を辿るならこれは必聴!



評価 ★4+


動画はKilling is My Business... And Business is Good!



【アルバム】Abuse Your Illusions / Hyades【レビュー】

Abuse Your Illusions


イタリアのスラッシュメタルバンド、Hyadesの1st(2005年)です。
10曲収録。


バンド結成は90年代のようで実は結構経歴が長いようなのですが、1stが出るまでが長かったようですね。

バンド名、なんて読むんでしょう。
ヒャデス?ハイアデス?ヤーデス?ヒアデス?
私は最初ハイアデスと読んでましたが、今ではヤーデスと読むようになりました。


このジャケット、非常に面白いです。
まず目に付くのは自由の女神、初めて見たときは自由の女神だなぁとしか思いませんでしたが、しかし良く見ると口をガムテープで塞がれてる。
自由を奪われてますね。

そして(不)自由の女神の左肩の少し左を見てください。
そうビンラディンです。
そしてその写真の二つ左にはあの9.11の事件のニュースが・・・
恐らくこの後ろの写真は全て、あのときのニュースのクリップでしょう。
収録曲には「September, 11」という曲があります。
なかなかアメリカ人が嫌いそうなところを突いてくる。


さて中身ですが、これが非常に良質なスラッシュ。
ジャキジャキな音のギターにスコンスコンと気持ちの良いスネア、ベキベキと鳴る力強いベース、荒く低い力のあるトーンとハイトーン気味なシャウトを使うボーカル。
私、このバンドは2nd→3rd→1stの順に聴きましたが、どれもすごく楽しめる!
その中でも1stは非常にアグレッシブで躍動的なイメージを受けます。

好きなトラックは、
#1、2、3、4、7、8、9、10

Top3は順に、


#3 Hyades
やはりバンド名を冠した曲、さすがの出来!
私的にバンド名を冠した曲にハズレはありません
スネアのフラム4連打から始まり、続けてすごくノれてしまう非常に気持ちの良いリフで始まり、まくしたてるようなボーカルから力強いコーラスと続く曲。
スラッシュってのはやっぱりスピードだけではないな、と思わされる曲です。
再生時間は3:33と、収録されたオリジナル曲では一番短いです。


#4 Liars
全曲中でも2番目に長い曲ですがそれを感じさせないほどに楽しめます。
やはりこれもノる系の曲。
パートによってボーカルを左右に振るなどしてあります、そこは楽器隊のコーラスでも良かったような・・・w


#1 No Man's Land
いきなり期待できるリフです。
これでいきなり心を掴まれました。
短いドラムソロを入れたり、一瞬の間を作ったりとなかなか巧みな曲です。
そしてサビでは一緒に「ノーマンズラーンド!」と叫びたくなること必至!


全体的に速いスラッシュではありません。
しかし、速くないので面白くない、なんてことは言わせません。
そんなアルバムです。
そう、ノリを大事にするタイプのバンドで、非常に私好みなのです。
のちの2nd、3rdとさらにその傾向が強くなりギターソロがない曲も出てきますが、このCDでは全編ソロありで特に楽しめるでしょう。
2nd、3rdはソロがなくてもしばらく気が付かないくらいに良いですが。

これからの動向が気になるバンドの一つです。

このアルバムはちょっとボーカルが浮いてる感があるのがちょっとネックですが・・・


評価 ★4+


動画はHyades
ちょっと音が悪いですが・・・



【アルバム】Fairytale of Perversion / Exeloume【レビュー】

Fairytale of Perversion


ノルウェー出身のスラッシュメタルバンド、Exeloumeの1st(2011年)です。
12曲収録。

デスラッシュ寄りな感じのバンドですね。
ジャケットを見るに、ホラー系オカルトスラッシュ。

試聴した曲はなかなか良さ気だったので買ってみました。


ジャケット、骸骨っぽい人が拷問かなにかをやってるような・・・
ちょっとエロス。
実は、買ったのはこのジャケットせいでもあります(笑)


音は、良い!とは言えないけど悪いと言うほど悪くも無い。
ザクザクのギターにトタトタドラム。
良くも悪くもスラッシュです。
最近のスラッシュの中ではこれと言った特徴的なものは無いように感じます。


好きなトラックは、
#2、3、4、5、6

Top3は、


#2 Blind Billions
これが最初に試聴した曲ですね。
なかなかですよ。
まぁランダム再生中にこの曲が来てもあまり飛ばさないかな、と。
1分半くらいからソロに入るのですが、その瞬間のテンポチェンジは非常に良い味を出しています。
その一瞬がTestamentのOver the Wall的雰囲気を出しています。
この瞬間のためにこの曲を聴いてもよい。
残り1分くらいで高音ピロピロでクリーン目な声を使うパートもあります、私的にはクリーンボイスは要らなかった。


#3 Ignorance is Bliss
イントロ後からいきなりテンポ変更、ちょい体感速度が遅くなります。
が、その後変拍子?のリフ中心で進みますが、悪くない。
途中、もろにSlayerのAngel of Deathなパートが出てきます、ご愛嬌ということで。
これでパクリのどうの言ってたら現代では音楽作れませんからね。


さて、3番目は割愛ということで・・・


なんというかですね、テクニカル的なものをやろうとしてる感じがします。
また作曲面で積極的に変拍子を取り入れようとしてる感じです。
ただ、それらがまだイマイチ良い味を出すには至って無いと思います。

というか・・・ちょっと失速がひどいと思います。
最初のほうは良かったんだけどなぁ~


評価 ★3


動画はBlind Billions



【アルバム】One night in Bangkok / Sodom【レビュー】

One Night Bangkok.jpg


ドイツのベテラン、ジャーマンスラッシュ3羽鴉の1つ、SodomのLive盤(2003年)です。
24曲収録。
私が一番好きなLive盤です。


ものすごくかっこいいのですよ!
曲もいっぱい入ってるし!

これがきっかけでSodomのCDを集めるようになりました。


ジャケットはアレですよね、タイ的な・・・


音は極悪、さすがドイツの極悪スラッシャーと言うオビを作られるだけある。
音が悪いと言う意味ではないです、音はライブ盤としては良いほうなのでは。
凶悪な音、ということです。

名曲揃い、佳曲がライブにより名曲になる瞬間、そんな曲ばっかりです。
そんな曲揃いもですが、なんと言っても曲間の繋ぎが絶妙。
The Vice of Killing ~ Der Wachturm ~ The Saw is the Lowとはホントに最高。

特に好きな曲Blasphemerでは原曲のイントロ最初部分が演奏されてないですが、そんなことが気にならないすごさ。

Sodomは3ピースバンドなのでライブ時ではギターソロになるとリズムギターがなくなりますが、そんなことは後からそういえば~と思うほどの違和感のなさです。

Top3を出す前に、今回のTop3にはAgent Orenge、Code Red、M-16、Blasphemerの分かりきった曲は入れません。
では、その上でのTop3は、


#4 The Saw is the Law
ものすごくライブ映えする曲で、めちゃ格好良いです。
疾走ではないですが、すごいスピード感です。
ソーウ!イズザローウ!


#7 Remember the Fallen
こちらはライブ映えというより、ライブにより名曲にランクアップしたというべき曲です。
CD音源とは別次元のカッコよさがあります。


#19 The Enemy Inside
この時期にはまだThe Enemy Insideが収録されたセルフタイトルアルバム「Sodom」は発売されてません。
ときどきある、ライブでの新曲発表ですね。
CD音源とまた違った雰囲気ですし、まだ曲を練ってる途中だったのでしょうか。
こういうのが聴けるのは貴重ですね。


というわけで、非常に気に入ってる曲が多いアルバムです。
いや、逆に言うとこのアルバムからSodomにハマったので、好きな曲がこのCDに収録されたものに偏っていると言うべきですかね。

初めてSodomを聴く人で、このCDから入るのもありです。

初期の邪悪な曲、そのあとのハードコア的な曲、そして超名曲、しっかり詰まってます。
発売されているSodomベスト盤よりこっちをベスト盤として買ったほうが良いと思います。


評価 ★5


まぁ実はもっとPersecution Maniaとかから疾走曲をいっぱい持ってきて欲しかったですが、このCDを買ったのはそれらを聴く前でしたしすごく満足できます。

動画はThe Saw is the Law(Live版)