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【AIR Music Technorogy】真空管だらけのシンセVacuum Pro【汚シンセ】

Vacuum Pro


どうですかこのキッタナイ見た目のシンセ!!!

Pro Tools標準搭載の音源を作っていることで有名なAIR Music Technorogyのシンセです。
Windowsや他のDAWで使用可能になったことと、最近は$1で売ってたり無料配布しているXpand!2を出していることでも有名ですね。

Vacuumということで、真空管をふんだんに使用し、そこかしこに真空管のサチュレーションが散りばめられている、
まさしく汚した音を出すシンセです。
タイトルの【汚シンセ】、「おしんせ」ではなく「よごしんせ」ですwww


こいつが意外と気に入ったんでレビューしてみたいと思います。



○一言で言うと

ポテトチップスうすしお味的ジャンクフードシンセ




○音

まずはVacuum Proだけで簡単な曲を作りました。



全体
サムネクリックで拡大!
Junkye Foods曲全体



1曲と言ってもたったの6トラック+1、キック、スネア、ハイハット、ベース、パッド、パッドアルペジオに、+リバーブトラックだけ。
ドラム系も全てVacuum Proで。

これだけでも音の傾向が結構わかるんではないでしょうか・・・


各トラック個別の音はこんな感じ。
全体的に音小さめです、特にPadは極小さい。

Junkye Food - Kick


Junkye Food - Snare


Junkye Food - Hihat


Junkye Food - Bass


Junkye Food - Pad Arp


Junkye Food - Pad




全体像を見ての通り、ほぼ全てVacuum Proだけで音作りをしています。
PadにCubase Pro 9の新プラグインFrequencyを挿して1kHz辺りをちょっと削り、DAW付属コンプでキックからの信号を使ってサイドチェインコンプをやってるだけです。

そしてマスターにはCubase Pro 9付属の新しくなったマキシマイザー。


聴いての通り、まず出音が汚いwww
でも使えない汚さではなく、いい感じに上辺だけバリバリッとしてくれる。
もちろんサチュレーションの設定次第で、サチュり加減の少ないもっと綺麗な音も出せます。

それでいて意外と濃くない薄味な音。


○音作り

まずはオシレーターとオシレーターのバランス調節。
図ではこんな感じ。

Vacuumオシレーター周り


2つのオシレーターをまとめて音量のバランスを調節、そのまとめた音をMIXERのDRIVEで真空管ドライブ!!!
そもそも各オシレーターの出力波形設定の時点で真空管エミュ、つまり既に真空管3つ。

あっ、オシレーター部のDelay Time、Delay Amountのツマミはなーーーんか音が変わるなー程度にしか思ってないですw



次にフィルターへ。

Vacuumパスフィルター


まーた真空管です。
「真空管ドライブ!!!×2」とか言っちゃってますけど、フィルターによる動作に真空管エミュのサチュレーションを付加する感じです。
なので、私的にはできるだけフィルターのスロープを緩め(数値が小さい状態)にして深めにかけることが多いです。
処理順はハイパス/ローパスフィルター部の「Routing」で切り替えができます。
図の矢印はシリアルの状態で、順番に処理です(だと思います)。
パラレルだと同時処理?



そしてフィルター後の出力調節。

Vacuum出力調節


ここにも真空管。
ここではこれまでの音量をまとめて調節したりパンを振ります。
下のShapeはハイパスフィルターと思っておけばいいんじゃないでしょうか。
ここのボリュームを上げるとShapeのフィルターにかかる量が増えるため、サチュレーション量が変わります。


あとは普通にエンベロープやモジュレーション設定ですかね。
これで大体特徴的ななところは出したんじゃないでしょうか、この画面のは。

ここまでで真空管は6つ。
これはもう、6倍オーバーサンプリングならぬ、


6倍真空管ドライブ!!!


なのではないでしょうか(笑)




さて、ここまでを見ると真空管が特徴的な2オシレーターのシンセのように見えます。
しかし、このシンセはこれが2系統あります。

それの設定がここ。

Vacuum2系統


これにより、2つのシンセを重ねた音作りが出来ます。
オシレーターを4つ、1系統に付ける音作りとはまた違った音作りが出来るのでなかなか便利です。



そしてこれがVacuum Proの、というよりもAIR Music Technorogyの特徴と言ってもよい機能なのですが、
左上の「SMART」をクリックすることでSMART KNOBが呼び出せます。
Vacuum Smart Knob

これはこのVacuum Proの場合だと、

2系統同時にいろんな設定を弄ることが出来る

という機能になっています。
なのでこれによって、

PART AとPART Bの2系統の設定を弄ること無く、2系統同時にADSRやサチュレーション、厚み、モジュレーション具合などを変える

ということが可能です、めっちゃ使いやすい機能です。

この中のAPPLYのボタンを押すと、現在の設定のままノブの位置だけ0にしてくれるので、何度も繰り返せば極端な設定ができます(笑)



○まとめ

その他の情報も含めて特徴をまとめると、

・病みつきな見た目
・意外と濃くない薄味な音
・2オシレーターー×2系統の音作り
・真空管6個×2系統で6倍+6倍真空管ドライブ!!!
・SMART KNOBが超便利機能ですごい
・CPU使用率はちょい多めに使うかも?5~12%くらい(私の環境で)

こんな感じでしょうか。
CPU使用率は音をいくつも出すと当然上がっていきましたが、最大12%といったところでした。
Cubase付属のRetrologue 2と比べてみると、Retrologue 2は大体3~8%で突発的に14、15%になるので、特別重いわけでは無いと思います。
特別軽いわけでもないですが。



思ったよりもうすあじで、(真空管が)たくさん入ってて、簡単お手軽、ちょっと病みつきになっちゃう、今(2016/12/18)ならセール中で$19.99。
これもう本当に、


ポテトチップスうすしお味的ジャンクフードシンセ


じゃないですか?


買う前の想像よりも濃くなかったですが、非常に使いやすく、そして便利機能が色々あるため今後ドンドン使っていきそうです。
試しにどうですか?





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