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【アルバム】R.I.B. / Tankard【レビュー】

RIB


ドイツのベテラン酔いどれスラッシュメタルバンド、Tankardの16thアルバム「R.I.B」(2014年)です。
10曲収録。


いやあなんとバカっぽいジャケ!!
最高ですね!
C2H6O・・・エタノールですな、ホントに酒好き、アルコール好き。


サウンドは今風な音に少々の古めかしさを混ぜた曲を同じようなスタイル、テンポで突き進むタイプ。
突き進むと言っても初期の頃のような爆速曲は無く、良いノリを保つ程度のスラッシーさです。
過去にレビューしたThe Beauty and the Beerは大好きです。

ギターはガリッと柔らか!暖かい硬さのある矛盾ギターサウンド!
とでも言いたくなるガリガリジャリジャリと削られるような硬さを感じるのに、何故か温かみのあるような不思議だけど癖になるような音ですね。

ベースは高域がかなりベキッと、ベリッとしていてそのうちその音に気が付かなくなるくらいにギターと混ざる。
残りはしっかりと低域を支えているようですが、今までのTankard通り比較的軽い音作り。

ドラムは観客視点での配置のようですね、最近あまり聴かなくなった(気がする)配置です。
バスドラム、スネアは控えめな音ですが、全体的にしっかりとしていて悪くない。
そんなにドコドコ鳴らすのではなく、スタスタとスラッシュなビートを刻むことが圧倒的多数。

ボーカルは相変わらずの歌いっぷり。
しゃがれめで高めの声を活かした叫ぶように歌うスタイル。
歌としては(多分)上手くはないがこのスタイルのスラッシュのボーカリストとしては上手い。


各トラックのレートは、


#1 War Cry ★4
#2 Fooled by Your Guts ★4
#3 R.I.B. (Rest in Beer) ★4
#4 Riders of the Doom ★4
#5 Hope Can't Die ★5
#6 No One Hit Wonder ★4
#7 Breakfast for Champions ★4
#8 Enemy of Order ★3
#9 Clockwise to Deadline ★4
#10 The Party Ain't Over 'Til We Say So ★3


Top3は、


#5 Hope Can't Die
全体的に正統派臭の漂う曲。
おどろおどろしい曲調や、勇ましい曲調など盛りだくさん。
ときどき左右の非常に極端な位置にこっそり配置されているフェイザーの効いたギターが良い味。
ギターソロのコード進行に、ソロのメロディが非常にかっこよい。
うーん、やっぱり正統派臭がなかなかに多い。


#4 Riders of the Doom
3連符の系譜再び。
3連符のノリの良さと、3連符中心のギターリフのかっこよさは異常。
ここでもやはり正統派のような臭いが・・・
こんなに正統派の臭いが混ざるバンドだったっけ?


#7 Breakfast for Champions
むむむ、なんだこのGrave Digger臭は!
いやでもスラッシー。

ああ、R.I.Bも捨てがたい。。。


うむ、安定しております。
意外にも多く正統派臭が含まれている気がしています。
やはり初期の頃のTankardとは変わりましたな。
しかしこっちはこっちでまた良いし、本当に安定して「超絶優良」まで行く曲はないが「不可」が皆無という状態でまずまず。


評価 ★4


動画はR.I.B



【アルバム】Free Beer...Surf's Up!!! / Alkoholizer【レビュー】

Free Beer Surf's Up!!!


今回はイタリアのスラッシュメタルバンド、Alkoholizerの2ndアルバム「Free Beer...Surf's Up!!!」(2014年)です。
10曲収録。


初めに言っておきます。


もう最高ですわー



ジャケットはAlkoholizerでお馴染み?のイノシシさんがサーフィン中。
大ダコに取られたビールを取り返しに行ってるところですね、完全にTankard状態ですね。
サメに襲われてるのかと思いきや、並び的にサメともビールを取り合っているようです。


内容は酔いどれ突貫スラッシュメタル。
オールドスクールな音でかなり刻みが多いタイプのバンドですね。
非常に攻撃的。
前作よりかなりしっかりした音です。
でもギターがすごい音なのは相変わらず。

ギターは唸りのようなガリッとした音で非常に力強い。
刻みも非常に速くなんともすごいテンションの高さ。

ベースはさほど重くは無く、高域のアタック感が少し強め。
若干ギターに押され気味かな。

ドラムは交代したみたいですね。
ドラムはだいぶ強調されてるけど古めかしいドタドタな音のバスドラム、スネアはパッシンタカタカで要は弱め。
金物は何か音が悪いような、ハイが押さえられたようなイメージを受ける。
DTM風に言うと暖かみがある、的な?

ボーカルも今回交代しています。
ですが前作のときのボーカルと似たタイプの歌い方ですが前作より低音が強めで力強く、交代によって良い方向へ進んだパターンです。
ただ、前ボーカルのようなハイトーンは少なめになりました。


各トラックのレートは、


#1 The HogMosh - Nozno Strikes Back!!! ★5
#2 Faceless ★4
#3 Surfin' Beer ★5
#4 Breathalize and Destroy!! ★5
#5 System Aberration ★5
#6 Never Come Back Sober... ★5
#7 Antisocial Trap ★4
#8 Skating Madness ★5
#9 Mind Pollution ★5
#10 Stop Hit Off the Ghetto - Join the boar Party!!! ★5

Top3は、


#3 Surfin' Beer
ふぉおおおおううぅぅぅぅー!!!
そんなイントロが最高にきもちいいです。
超高速ノリノリ突貫Thrash 'n Rollって感じで、リフの音階上下がそんなに複雑なものではないのにすごく良い。
ギターソロの一部にエジプシャンなような、Misirlouの一部のようなフレーズを突っ込んでくる。
イケイケノリノリ突貫具合が最高。
物凄いテンション上がるからタバタプロトコルやるときに流すと超全力になっちゃっていい感じ。


#1 The HogMosh - Nozno Strikes Back!!!
アルコライザーコールで開幕!ジャガリコかよ!
その後はゆっくりめなリフなんだけど、焦らして焦らして超速リフに切り替わるのがニクイ。
そのときのギターのうねるような粘りがすごくきもちいい。
イントロ長い。


#5 System Aberration
ハイトーンで
ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーう!!!
これ好きなんだね。
これまたすごいテンションの高さ。
ふぉおおおおおおおおおおおお゛お゛お゛ーーーーーーーう゛!!!


どの曲にも必ずどこかにすごく良いリフを突っ込んでくる。
かなりツボを押さえてるし、力を入れるところと抜くところを心得てる。
こいつらすごい。
#10はいろいろ意見があるかもしれないけど、やはり突っ込んでくるリフがすごくいい。
全体的に16分の刻みと8分の刻みの切り替えが絶妙。

そして何回も聴いてて気づいたんだけど・・・#10の終わり方が#1に繋がるやん!
すげえ!無限ループ!

1stもすごく良かったけど、これもすごい大当たりです。
でも、1stってレビューしてなかったっけ?したような気がするけど記事が見つからない。


評価 ★5+


動画はSurfin' Beer


【アルバム】Spirit Soldier / Hollow【レビュー】

Spirit Soldier


今回はブラジルのスラッシュメタルバンドHollowの1stアルバム「Spirit Soldier」(2014年)です。
7曲収録。


まずはジャケット、巨大顔面から砲身?がいっぱい出てるような。
顔面戦車?メタルマックスみたいじゃないですかやだー。


内容はオールドな雰囲気とモダンな雰囲気の入り混じったスラッシュ!
全体的にはミドルテンポが多め。
と言ってもデスメタル的な要素も入っているような気がしてなんとも言えませんが。

ギターはザラッとした質感で泥臭い雰囲気のスラッシュな音のギター。
さほど多く刻むわけではないのですが、ギターソロがかなり冴えている。

ベースはベシャッとした印象でとにかく重みを!重さこそが大正義状態。
特別すごいことはしてないと思う。

ドラムは迫力重視。
バスドラムもスネアも威力があるってほどではないのですが、どちらも圧力感がある。
その分タムに重さを振っているよう。
金物はすっごい極端に左右に分けてある印象。

ボーカルは低域の強いグロウルのみ。
潔いストレートかつ小細工の無いグロウルボーカルでなんとも気持ちよい。


各トラックのレートは、

#1 Strength ★4
#2 Destruction of the Mass ★5
#3 It Never Rests ★5
#4 Burning Lead ★4
#5 Death in Glory ★4
#6 The Earth Bleed ★5
#7 Spirit Soldier ★5


Top3は、


#2 Destruction of the Mass
重さと妖しさと心強さと。
イントロ最初の重さと、その次の妖しさ、そしてメインリフに入ったときの心強さが半端ない。
まあイントロは主に4種類のリフに分けられるんで1つ足りてないんですけどなー。
基本的にはその4つで全体的に進んでいきますが、この時点でテンポチェンジなどを盛り込んでて多彩。


#7 Spirit Soldier
3連符マジックの登場ですな。
3連符で構成された直線的な、なのにリズミカルで耳に残りやすいメロディを刻む。
全体的にほぼミドルテンポなんだけどこの重戦車感がたまらない。


#6 The Earth Bleed
曲の1/3がイントロというなんともイントロを全力で作曲しました感が出ますが、ボーカルが入ってくると比較的スピーディ
なリフでカッコいいじゃん。
全体的にすごくアグレッシブ。
ギターソロ時に右をリフ、左をソロにするというなんとも大胆な振り分けも攻めてますねー。


なにこのベテラン臭。
これホントに1stデビューアルバムですかって思った。
全体的になかなかの頻度で変拍子を突っ込んできたり、かなりの頻度でテンポチェンジなのですがこれが不思議と嵌る。
特別入り組んでいるわけではないのだけど、ちょっとクセになるこの感じ、やるやん。


評価 ★4+


動画はDestruction of the Mass



【アルバム】DominHate / Injury【レビュー】

DominHate


イタリアのスラッシュメタルバンドの、Injuryの2ndアルバム「DominHate」(2041年)です。
10曲収録。


まずはジャケ、病院かどっか?
左の裸の男を右のモニターから出てきた謎の男が操ろうとしている?
Dominateは圧する、支配するという意味ですが、それにHを足してDomin(パーキンソン病治療薬?)とHate(嫌い)をかけているんでしょうけど、よくわかりません。


サウンドは前作からの音を周到しているようですが、ギターは前作のような高音の粘りが減ったように感じます。
しかしかなりじゃりっとしていて聴いていて気持ちよい。
ベースはかなりバッキバキですな!
ドラムはかなりモダン系な音、バスドラムもスネアもパワーがかなりあり音低めだが歯切れが良いタイプ。
ボーカルは今回変わってるそうです。
前作と似ていますが、前作のほうがパワーと音程の安定感があったなあ、とは思う。


各トラックのレートは、


#1 The Shadow behind the Cross ★4
#2 Drop the Bomb ★5
#3 Lost Generation ★5
#4 Slaves of Our Fears ★3
#5 10,000 Graves ★5
#6 Unaware Prisoners ★4
#7 Ride the Riot ★4
#8 Annihilated by Propaganda ★3
#9 Fashion Swine ★3
#10 It's My Land ★3


Top3は、


#2 Drop the Bomb
最初の刻みがイイネ!
全体的にはテンション高めだけどリズミカルに刻むスラッシーなリフが良さ気。
ボーカルのテンションも高い。

#3 Lost Generation
リズミカルかつスラッシー、そしてメロディアスなリフが耳馴染みよい。
ドラムもすごくテンション高くしょっちゅうバスドラムドッコドコ。

#5 10,000 Graves
イントロがオールドな香り。
なんというかForbidden的な。
でもイントロに入ればああ、Injuryだわって思わせるリフの応酬。


全体的に悪くはない。
まだ2ndなのに自分たちの雰囲気、スタイルを確立しているとも思えるくらいの勢いなんですが、どうも曲にそれほどインパクトが無い。
ボーカルがもうちょっとどうにかならないかなーとは思う、もっと時間が経てば良くなるかもしれないけど。
いや、悪くは無い、でも後半だれてくる。
ときどき変拍子も使ってるような気もするんだけど・・・
前作のようなキャッチーさがもっと欲しいね!


評価 ★3+


動画は10,000 Graves



【アルバム】THE BITE OF SARCASM / Disaster!【レビュー】

THE BITE OF SARCASM



日本のスラッシュメタルバンド、Disaster!のミニアルバム「THE BITE OF SARCASM」(2014年)です。
4曲収録。


今作からいくつか変わっております。
専属ボーカルAkibaさんが加わり、これまではギター兼ボーカルKinoshitaさんが紆余曲折ありーので現在ギター専任。
そしてもう一人のギターSugoさんが脱退、ギターGunjiさんが加入。
そんでもってベースTakahashiさんが脱退、一時期Kinoshitaさんがベースをやり、今ではベースHaradaさんが加入。
ドラムTomizawaさんは全く変化なし、さすがドラム。

iTunesに取り込んだらバンド名がDisaster!って感じで「!」が付いてたけどいいのかなヾ(*´ー`)ノ


ジャケットはクールなゾンビー顔。
まさしくスラッシュといった感じのジャケですな。
因みにうちの嫁さんがこのジャケット見てかわいいと言ってました。


内容のほうは、このバンドの特色である「とにかく楽しい!」が全面に出ている!
これに一貫しているところがまた好感。
全体的に柔らかめの音だけど前回から比べても確実にパワーアップしていると言える。

ギターは前作の高音が強いシャリッとした音から、もう少し腰を落として重心が安定した感じ。
刻みの音がすごいかっこよくなってる。

ベースは若干高域抑え目のブリブリと粘りがあるタイプの音になってる。
しかしアタック感が強くそしてどっしりと太い音で、がっつり体に響いてくる。

ドラムは全体的に素の音を活かして出しているイメージかな。
スネア高めの音でバスドラムはボコッと殴ったような音。
金物が全体的にはっきりした音で出て周囲に広がっていて、そして柔らかめな音なので聴きやすくて良い。
#3ではこれまででも特に激しいドラミングが聞けて楽しい。

ボーカルはやはり交代しただけあってかなり変わったね。
前回までがパワータイプとしたら、今回からはきっちり歌うテクニカルタイプといったところかな。
高音が多く、全体的に伸びる声。
ああ因みに今まで通り全員で歌うタイプです。
でも専任ボーカルが居るのでその比率が高くなってる。


各トラックのレートは、


#1 FIST UP ★5
#2 THRASHIN' ★4
#3 INTO A CORNER ★5
#4 THRASH ON THE BEACH ★5


#3 INTO A CORNER
スラッシュ!!
ってイメージのスピード、高速回転刻みリフで始まるナンバー。
イントロのギターの刻みの音、ベースの入り、そしてドラムの加速感がすごく良い。
そしてボーカルがアグレッシブなのにきっちりと伸びる歌唱をしており、そこが短く切る楽器隊との対比になってて良いね。
中盤のスローパートがまた全体的なスピード感を強調する良い味付けになってるね!


#4 THRASH ON THE BEACH
ラジオっぽい音から始まるのがまたタイトルのビーチっぽい。
最初のほうの変態的とも言えるリズムチェンジ、極端なチェンジなのにノってしまう不思議。
中盤辺りからまた雰囲気が変わるが、本当の変化こんなものではなかった。
終盤のあのノリがすごーーーく良い!
まさしく楽しい曲を、とのこのバンドの特色を一番良く現していると思う。


#1 FIST UP
短い中でも良くできており、そんな中で出し切りつつも次を期待させるというね。
サクッと聴けて気持ちいい!


#2 THRASHIN'
今の編成になって最初の曲なのかな?デモ版を聴かせていただいたことがあります。
スタスタとリズミカルに進むドラムが小気味良い。
中盤からの展開、そしてボーカルの掛け合いもいいね!


4曲と少ないながらもどれも良い出来ですね!
アグレッシブなものから変化を上手く使ったものまでなかなかに多彩で聴いていて飽きない。
それでいてコンセプトを見失わない。
確実な成長を感じるものでした。


評価 ★4


動画はTHRASHIN'


と現編成バージョンのYou Asked for It(ライブ版)

こっちで聴くとボーカルが更にアグレッシブでパワーがあってすごく良い感じ。

【アルバム】Blood in Blood Out / Exodus【レビュー】

Blood in Blood Out


アメリカはベイエリアのベテランスラッシュメタルバンド、Exodusの10thアルバム「Blood in Blood Out」(2014年)です。
12曲収録、うち1曲ボーナストラック。


いやー出ましたねExodusの新譜、長いこと待ちましたよ。
前作がすごく良くて未だ私の中でExodus史上最高のアルバムです。

さてさて今回はボーカルがロブ・デュークスからスティーブ・ゼトロ・スーザに戻っています。
バイキンマンです。


音は基本的に最近のExodusと変わりません。
非常に尖った音です。
モダンなスラッシュメタルの音って感じ。

ギターは上記の通り、というか尖り具合が一番はっきりとしている部分。
高音成分が非常に強い、イメージで言えば鉄板とゴツゴツの岩を力いっぱい擦り合わせてる感じ。
ゲイリー・ホルトがSlayerのサポートから戻りましたが、Slayerの影響はほとんど感じさせない程度にExodus感。

ベースはホントにもう、とッッッてつもなく重い!超重量級。
重さとアタック感、両方がしっかりと成り立っていて、この音作りを教えてもらいたいぐらい。

ドラムは若干軽め、でもタムメタメタ重い。
パッシンパッシンスネア、バッチバチキックで全体からよく抜けてくる音で気持ちが良いね。
そんな軽い音からフィルインでのタムの重さが更に心地よい。
金物?適量です。

今回でボーカルはロブからスティーブに変わった点やはり一番大きく、かなりのバイキンマン臭がします。
なかなかのブチ切れ具合ですが、思ったよりバイキンマンになっていない。
意外とディテールが細かい。


各トラックのレートは、


#1 Black 13 (feat. Dan the Automator) ★4
#2 Blood in Blood Out ★4
#3 Collateral Damage ★4
#4 Salt the Wound (feat. Kirk Hammett) ★5
#5 Body Harvest ★3
#6 Btk (feat. Chuck Billy) ★3
#7 Wrapped in the Arms of Rage ★4
#8 My Last Nerve ★2
#9 Numb ★3
#10 Honor Killings ★4
#11 Food for the Worms ★5
#12 Angel of Death ★3


Top3は、


#4 Salt the Wound
これぞ完全なExodus節ですな!
Metallicaのリードギタリストで元Exodus、Exodus創始メンバーのカーク・ハメットがギターソロで参加しています。
なんてこと無い、フツーに溶け込んでで違和感ないです。
あえて言うならワウ具合とフレージングがLiveでよく聴かれるソロにそっくりなカークが出てますかね。


#11 Food for the Worms
超シリアス路線。
イントロの煽りが長い。
そしてそこからのテンポアップの加速感がカッコいい。
Exodus特有の奇怪なリフが繰り出す恐怖感と高揚感をのうち、特に恐怖感を押し出したような曲です。
アウトロのトム・ハンティングのドラミングがすごい好き。


#1 Black 13
プイーンというサイレンのような音とノイズとリズミカルなドラムから開始。
のちに入ってくるギターは再結成後の大曲志向なExodusを象徴するかのような煽り、焦らし、引き伸ばし。
わざと過剰に潰し音割れさせたかのような音のイントロ。
即座に繰り出される高速リフはストレートなものになっており、この辺りにスティーブの影響を感じる、というかスティーブに合わせて作った印象。


Angel of Deathワロタ
これ、Slayerのカバーじゃないですよ。
誰かがいきなり普通の声で歌い始めます、逆にビビります。
スティーブはちゃんと後ろでコーラスやってます。


全体として悪くは無いしちょこちょこと他のサイトやいろいろなところのレビューを見るんですが、どこも概ね高評価。

でもちょっと待ってください。
そうなのか?私は#1を聴いた瞬間に即座にHatriotが出てきましたね。
確かにリフもドラミングもExodusですが、それだけにスティーブのアクの強さと同時に、Hatriotの新譜の出来も引き立ってしまいました。
そこが問題なんです、これまでスラッシュメタルバンドとして大きな歴史を築いてきたExodusの曲を聴いてHatriotを思い出しそちらを聴きたくなる。
これってもうExodusは死に体なのでは、と感じてしまいました。

私のExodus聴き始めはShovel Headed Kill MachineのDeathamphetamineからです。
そして前作Exhibit B: The Human Conditionが最高だと思っるので、完全なロブ・デュークス派なだけかもしれません。
今作が発表される前に突然ロブ・デュークス解雇でスティーブ・ゼトロ・スーザに交代、電話一本で解雇とのこと。

それが聴いてる私に影響しちゃってるのかもですね。
音楽って耳で聴くだけと思ったら大間違いだと思いますよ。
音楽って聴いてて興奮したり感動したり元気になったりと心を動かすものだから、耳で聴くと同時に心で聴いてるんだと思います。
だから上のふざけた解雇の仕方に疑問と不信感とを抱いたら気持ちよく聴けなくなる。

こういう人って多いんじゃないの?

レビュー書いてる人は概ね高評価だけど、
一ジャンル築き上げてきた有名ベテランバンドの、しかも昔の人気ボーカリストが復帰!という割りに思ったよりレビュー数が少ない、ヘヴィメタルと言うちょっと限定的なジャンルではあるけども。

そこが、そういうことなんじゃないかと思う。

内容自体は悪くないんだけどね。


評価 ★3


動画はSalt the Wound