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【アルバム】Viides Luku - Hävitetty / Moonsorrow【レビュー】

Havitetty


新譜じゃないアルバムレビュー久しぶり٩( 'ω' )و✧
今年は新譜のレビューがあんまり出来そうにない予感がしてきたので、ブログ初期のころみたいに以前のものも書いていきます。

ってことで今回はフィンランドのヴァイキングメタルバンド、Moonsorrowの5thアルバム「Viides Luku - Hävitetty」(2007年)です。
2曲収録。


アルバムなのに収録曲数2曲!?
そうです、2曲です。

しかし内容がすごい。
これは店頭でこのアルバムを手に取ったときのほうが衝撃が大きいかもしれません。

ケースの裏に記載されているのは、

「PLAYING TIME 56:30」




なん・・・だと・・・?

本当にそれだけしか書かれていません。


これを買ったときはまだ台湾で仕事をしているときで、近くのCDも扱ってる雑貨屋さんに入るたびにこれを見てて気になってました。
あるときセールをやってたので思い切って買ってみるとこの有様。

2曲で収録時間56:30、1曲目30:10、2曲目26:20。

目が飛び出ましたね、どんなバンドだこれって。
そのときはまだ今ほどヴァイキングメタルを知っていないときだったのですが、後から調べるとヴァイキングメタル界の中堅バンド。
異常な超長尺曲はこれだけだったようです。


内容としては重く暗く寒々しくそして荒々しい音を出すのですが、それがメタルだけに留まらない。
まあメタル成分はかなり多いんですけどね。

それにしてもこのほぼブリッジミュートを使わずトレモロピッキングやコードを荒くジャガジャガ弾き回していることがほとんど。
そんな中にアコギが挟まれたりもします。

ベースは重い、暗い、鬱々しい。
それだけが至上ってくらいの弾きっぷり。
当然かもしれないですが、後半になるにつれて元気になっていきます。

ドラムはまずかなりリバーブ効いてる。
全体的にそんなに激しくはないんだけど、金物をけっこう鳴らすので体感としては激しい。

ボーカルはほぼ喚くような搾り出すようなハイが強いグロウル。
とにかく荒い。
強烈に荒い。
時々きれいに勇壮な声。

これにシンセやいくつかの民族系楽器が乗ります。
シンセがまた雰囲気作りが上手すぎて。


各トラックのレート・・・2曲しかねえや!

#1 Jäästä Syntynyt Varjojen Virta ★4
#2 Tuleen Ajettu Maa ★4



Top3は・・・2曲しかねえや!

とりあえず感想を。


#1 Jäästä Syntynyt Varjojen Virta
もう何がなんだか・・・
最初静かだったなー、途中めちゃくちゃいいフレーズだったなー。
うーむ・・・長すぎて覚えてられない。


#2 Tuleen Ajettu Maa
1曲目とかわんねえや!

若干雰囲気違う・・・?でもやっぱ変わんないw
相変わらずいいフレーズ出してくるな・・・

中盤むちゃくちゃ激しいや、中盤って言っても14:00辺り。


ハッキリ言って聴き終えた後にこの部分が良かった、なんて感想は出てきません。
そんなものは超越しています。

とにかくギターとボーカルの荒々しさと、硬いシンセの寒々しさ、ベースの暗さ。
そんな中に異様なほどクサく、そしてそんな中だからこそ光まくるフレーズがかっこよすぎる。

若干薦めにくいアルバムではありますが、我慢強い人、クサいフレーズを聴きたい、ゆっくりしたメタルが聴きたい、強烈な重厚感を味わいたい、などなどな方は一聴の価値あり。
1曲目と2曲目を合わせててもいいんじゃないかと思えたりしますが何か違うのでやっぱり別のものでしょう。
というか、だからこその

「PLAYING TIME 56:30」

なのかもしれませんね。


評価 ★3+


動画はJäästä Syntynyt Varjojen Virta




【アルバム】Downfall and Rebirth / Northland【レビュー】

Downfall and Rebirth


あーなんて久しぶりのアルバムレビュー。

久しぶりなところですが、その前に若干聴き方?聴くときの意識?が変わりましたので先に言っておきましょう。
知っている方もいるかと思いますが、youtubeでラウドネス・ノーマライズが導入されたことがちょっとした話題になっております。
「これで音圧戦争に終止符が打たれる!」とか、「ふざけんなク〇野郎音圧の違いも曲の特徴じゃねえか!」とかいろいろ言われています。
なんにせよyoutubeにはこれまで見たいな海苔波形の曲は不要になるわけで、曲のダイナミクスを確保したほうが曲として活きる状態になったわけです。
この動きがyoutubeだけに留まるのか、それとももっと広がりよく知るところではSoundCloudなどでも導入され始めるのか、注目したいわけです。

一番の注目はiTunesとiPhone、この二つには既にサウンドチェックという、youtubeとは度合いが異なりますがラウドネス・ノーマライズが行われる機能が搭載されています、デフォルトではOFFになっています。
これがデフォルトでONに変わるのか、そしてそれがいつなのか。
サウンドチェックがデフォルトでONになったとき、ほぼ100%音圧戦争の終了と考えて良いでしょう。

長くなってしまいましたが、つまり意識が変わった部分とは「ダイナミクス」です。
どちらに動くにしてもこのダイナミクスを活用する方法を覚えておくことに損は無いでしょう。
因みに最近作った曲もこのダイナミクスを確保することを意識して作っています、まずはyoutubeに合わせて。
(まだyoutubeに投稿してませんがw)
これまでのような圧があれば良い音カッコいい音、圧が低い音は古い音、という意識を取り払ってレビューとDTMを行っていきます(=゚ω゚)ノ


ではではレビューを。
今回はこのブログの初期にレビューをしたスペインのヴァイキング、フォークメタルバンド、Northlandの2ndアルバム「Downfall and Rebirth」(2015年)です。
11曲収録。

実はツイッターでつぶやいたこともあるんですけど、このバンドの人たちからメールが来たんですよね。
ぜひレビューをお願いします!って、日本人スタップでもいるのかって思うくらいめちゃくちゃ丁寧な日本語で。
いやあ、レビュー遅くなって申し訳ない;


まずはジャケット、うーんと、うーんと、、、ナイアガラの滝の主!
そんな感じでよくわからないのですが、
広い湖の滝に草?地?属性っぽいドラゴンにも見える植物?
うーんよくわかんない。


とは前作と比べてもスカスカ加減は多少よくなってますね。
前作はだいぶコスッコスッって感じのスネアに、軟らかめなジャキンジャキンギター。
悪く言えば薄い印象でしたが、今回はちょっとだけ濃くなっています。

全体的な雰囲気としては前作と大きくは変わらずでヴァイオリン、フルートが重なる軽快なサウンド
アコーディオンが減った?
あれ好きだったんだけどなー。


各トラックのレートは、

#1 When Nature Awakes ★4
#2 Bloodred Sunrise ★5
#3 Together We Die ★3
#4 The rite ★3
#5 Fury´s Unleashed ★4
#6 Duskriders ★5
#7 Spirit in Darkness ★4
#8 Whispers in the Wind ★5
#9 Downfall and Rebirth ★5
#10 Moonlight Spell ★4
#11 Newborn Star ★4


Top3は、


#6 Duskriders
これよこれ、このバンドは本当にこういう引きが上手い。
引く場面に持ってくるクサ過ぎるフレーズと、そこから爆発するかのような曲展開が大好き。
これこそが、私が1stのレビューでも言ったEquilibriumより好きってのはここから来てますね。


#8 Whispers in the Wind
なんか1stでも聴いた雰囲気、でもなんか違う、そのバンドの特色、いわゆるNorthland節があるな。
3連譜が効いたフレーズがノリをよくしてていいね。
中間の重くしたかったと思われるパートは、あまり重くないw


#2 Bloodred Sunrise
若干激しくも大人しめな雰囲気のヴァイオリンとフルート。
シリアス系で大部分をグロウルで占める。
そんな中のサビで少しだけクリーントーンを使う、ニクイ演出。


全体的に1stのような超クサクサメロは減っており、そして全編通してシリアス路線。
1stのThe Old Town's Innのような要素も欲しかったなとは思います。

しかしなかなか悪くない。
Duskridersはいいね、このメロディにこの展開、この強弱の付け方はかなりかっこいい。


評価 ★4


動画はDuskriders



【アルバム】One Man Army / Ensiferum【レビュー】

One Man Army


アルバムのレビューめっちゃ久しぶり!

ということで今回はフィンランドのヴァイキングメタルバンド、Ensiferumの6thアルバム「One Man Army」(2015年)です。
15曲収録、内4曲ボーナストラック。


いかん、久しぶりすぎてどんな感じにレビューしてたか忘れてる


さてさてまずはジャケット。
獣の毛皮をまとったバーサーカーのような戦士的な。
後ろに大きくうっすらと写る戦士は何なのか。


アルバムは激しかったりノリが良かったり、しかもそのノリのよさがポップス的な若干異質なものであったりします。
しかし全体的にはやはり激しめなヴァイキングメタル、#4なんか刻みが気持ち良いくらい。
それにしてもやたらギターの音が真ん中に来てるような・・・1曲目だけっぽいけど。
ボーカルがなかなかのぶち切れ具合だけど、やはりこのバンドはコーラスがすごい。
1stみたいな勢いのあるコーラスからは少し離れた感じがするけど、今度はシンフォニックで威厳のあるコーラスになってます。


各トラックのレートは、


#1 March of War ★3
#2 Axe of Judgement ★5
#3 Heathen Horde ★4
#4 One Man Army ★4
#5 Burden of the Fallen ★3
#6 Warrior Without a War ★4
#7 Cry for the Earth Bounds ★4
#8 Two of Spades ★5
#9 My Ancestors' Blood ★4
#10 Descendants, Defiance, Domination ★5
#11 Neito Pohjolan ★4
#12 Rawhide (Bonus Track) ★4
#13 Warmetal (Bonus Track) ★4
#14 Candour and Lies (Bonus Track) ★4
#15 Bonus Song (Bonus Track) ★4


Top3は、


#10 Descendants, Defiance, Domination
Ensiferum得意の最後に持ってくる長大曲ですよ。
ホントに多彩というか、まさか途中にオルガン持ってくるとは思わなかった、めちゃかっこいい。
オルガンの盛り上げがすごいのと、ギターメロディのクッサクサ加減、そして数種類に分かれるボーカル。
低域でしっとり歌ったり、綺麗かつ勇壮に歌ったり、グロウルで迫力たっぷりだったり。

またEnsiferumの長大曲は後半にかけての盛り上げがすごいんだけど、この曲も例に漏れず。
このバンドの長大曲はハズレがないね!


#2 Axe of Judgement
激しい。
まずはその一言に尽きる。
サビ部分のクサクサギターメロディも◎


#10 Descendants, Defiance, Domination
どこかちょっぴりポップでノリノリな高速ギターリフで始まる。
そこに容赦なくグロウルとバスドラムドッコドコやって畳み掛けるのがいい。
コーラスもやはりというかさすが。
中盤めちゃポップ、ラスプーチンとかジンギスカンなノリ。


うん、悪くない。
全体的に過去作よりも激しめだと思います。
そんな中にいつものEnsiferum節なコーラス、そしてグロウルが入っており安心。
そしてやっぱりこのバンドの長大曲は良い。


評価 ★4


動画はDescendants, Defiance, Domination

【アルバム】Black Moon Rising / Falconer【レビュー】

Black Moon Rising


今回はスウェーデンのフォークメタルバンド、Falconerの8thアルバム「Black Moon Rising」(2014年)です。
11曲収録。


前から名前は知ってたしちょいちょい試聴はしてたんだけど、アルバムを買うのはこれが初めて!


ジャケットは不死鳥かと思わせて鷹?鷲?梟?そんな感じのかっこよい系鳥に、ブラックムーンがライジング中。
全体的にオレンジっぽい赤と黒で表現されてて黒い太陽かと思ってしまうけど月。


サウンドは、フォークメタルという割にはかなりストレート。
どっちかというとパワーメタル。
ときどきフォークメタルっぽい?と思ったらヴァイキングメタルと言ったほうが似合いそうな雰囲気だったりする。
フォークメタルの特徴である民族楽器すら廃しているため、予備知識無しに聴けばまずフォークメタルバンドとは思わないだろうなあ。


ギターは中~比較的高めな音域が強め?メロディを刻むとすごく映える。
そしてなかなか刻みまくる。
しかしかなり圧力が強い。

ベースひっく!
バキッとしたアタックの強い音ではあるんだけど、重ねまくったギターの音で若干引っ込み気味。
しかしベースを抜いたら確実に雰囲気が悪くなるという影の支配者的音、ブラックムーンですわ。

ドラムはまあ適度にってところで、やはりギター(&ボーカル)が中心なのかどのドラムもちょっとずつ一定の帯域を削ってる?って思うくらいに主張が若干薄めな音になっている。
スネアも破裂するような尖った音はないしリバーブが深い?のか引っ込み気味、バスドラムもバチッと決まる高域のアタック感が少ない。

ボーカルはパワー感はないんだけど、すごい上手い。
フォークかって言われると良く分からん、だってここで紹介してるフォークメタルバンドのボーカルがアレな感じだから。
しかしシンフォニックメタルもいけそうな声や歌唱ではあると思う。


各トラックのレートは、


#1 Locust Swarm ★5
#2 Halls and Chambers ★4
#3 Black Moon Rising ★5
#4 Scoundrel and the Squire ★3
#5 Wasteland ★4
#6 In Ruins ★4
#7 At the Jester's Ball ★5
#8 There's a Crow on the Barrow ★4
#9 Dawning of a Sombre Age ★5
#10 Age of Runes ★4
#11 The Priory ★4


Top3は、

#3 Black Moon Rising
イントロのフレーズくっさい、マジくっさい(かっこいい)
ヴァースのブリッジミュートだけで構成されたリフもすごくいい。
それにしてもサビへの入りが独特、というかサビも独特だけどね!


#1 Locust Swarm
勇壮なようで陽気なような不思議なフレーズ。
でもイントロマジくっさい(かっこいい)
これが#1ということでパワーメタルっぽい雰囲気にパワー感は少ないけどすごい上手いボーカルが乗ってることに若干の違和感と多分な新鮮味。
そんなにない組み合わせだよね?よね?


#9 Dawning of a Sombre Age
上記2つはテンポ速めな曲ですが、これはかなりのミドルテンポ。
じっくり聴かせてくるタイプです。
で・も、、、サビがマジくっさい(かっこいい)
ギターソロに入ると激しくなる不思議。


全体的に不思議な展開もあるパワーメタルと言った感想が一番大きい。
しかし何かしっかりした基盤があるのか、といったところなんだけどリズムギターの人ってヴァイキングメタルの雄Mithotynのギタリストだった人なんだね。
そりゃあ間違いないわ。

全体的になかなかのスルメ感、聴けば聴くほど良くなってくるタイプだと思いました。


評価 ★4


動画はBlack Moon Rising



【アルバム】Sunset On The Golden Age / Alestorm【レビュー】

Sunset On The Golden Age


久しぶりのCDレビューはスコットランドのヴァイキングメタル、もといパイレーツメタルバンドAlestormの「Sunset On The Golden Age」(2014年)です。
通常盤10曲、日本盤12曲、デラックス盤16曲収録。
私はデラックス盤を購入しましたが、レビューするのは通常盤収録のもので勘弁してください><
デラックス版は通常盤に加えてアコースティックバージョンが入っているだけです。


Alestormの新譜がやっと出ましたね!すごく期待してました!
知らないうちに大好きになってましたAlestorm。


音は非常に現代的。
バンドサウンドに数多くのシンセサウンド、そしてブラス、ヴァイオリンなどが楽曲を楽しく彩ります。

ギターは鋭さ光る中にすっきりとした歯切れの良さ。
高速の刻みもパワーコードによる厚いアンサンブルもお手の物。
リードとなると若干線が細いように感じますが、リードはシンセが主役のようです。

ベースは硬い、硬い。
ビンビンにストレートですごく太いです><

ドラムはバスドラムいいねえ~、スネアが若干軽く淡白。
それほど手数は多くしないものの、#8では少しだけかなりディープなブラックメタルかの如く叩く。
ドラムの金物は若干抑えめすっきり感のあるバランス。


ボーカルは相変わらずだね!
リズムに合わせて叫ぼう!叫びの達人!曲を選ぶドン!みたいな状態。


各トラックのレートは、

#1 Walk the Plank ★5
#2 Drink ★5
#3 Magnetic North ★5
#4 1741 (The Battle of Cartagena) ★5
#5 Mead from Hell ★4
#6 Surf Squid Warfare ★3
#7 Quest for Ships ★3
#8 Wooden Leg ★4
#9 Hangover (Taio Cruz Cover) ★4
#10 Sunset on the Golden Age ★4

因みにデラックス盤の場合、

#11 Over the Seas (Acoustic Version)
#12 Nancy the Tavern Wench (Acoustic Version)
#13 Keelhauled (Acoustic Version)
#14 The Sunk'n Norwegian (Acoustic Version)
#15 Shipwrecked (Acoustic Version)
#16 Questing Upon the Poop Deck (Bonus Track)

が入っています。


TOP3は、

#2 Drink
相変わらずだな!
懲りずに酒メタルを持ってきましたね!
今回は普通にビールの曲。
ノリの良いイントロも相変わらず!ヴァースにアコースティックな音を持ってくるとか意外でやるじゃないか。
一緒に叫ぼう、DRINK!DRINK!

それにしてもPV面白いw
最初は船が襲われてるだけかと思いきや、楽しく楽器を弾いてひたすらワインを飲む、とにかく棚を漁り箱を開けワインをガンガン飲む。
そして後半は襲われた船の人たちも一緒になってバカ騒ぎ、この頃にはいつの間にか瓶ビール飲んでるしw
PV中の楽器にも要注目。


#3 Magnetic North
シリアス路線!#2からいきなりの落差!
あまりにも差が激し過ぎてびびったよ。
それにしても良いメロディを作るなあ・・・
危険な海域の航海みたいな、勇猛果敢に突き進むみたいな、そんな感じ。


#1 Walk the Plank
ヒャッハー!開幕だぜーーー!!!(゜∀゜)
そんなイメージ。
因みにWalk the Plankとは、海賊の映画とか?でありそうな、船の舷側から海の方向へ張り出した板の上を目隠して歩かせる、という処刑方法のことだそうです。
いきなりすごい曲から開始だなあ。


うむ、このバンドは全体的にノリが良い!そして酒が好き!
メロディも良い!そして酒が好き!

実はこのアルバム、酒メタルは二つあります、マジなんて酒好き!
それは#5 Mead from Hell、Meadとはメープル酒のことだそうで。
地獄のメープル酒って怖いのか優しそうなのかよく分からんぜ!

でもアルバムとしてはよかったよ!


評価 ★4


動画はDrink



【アルバム】Prosperous Visions / Primalfrost【レビュー】

Prosperous Visions


カナダのヴァイキングメタルバンド?の1stアルバム「Prosperous Visions」(2014年)です。
10曲収録。


これはまたヴァイキングメタル界にも期待の新星が出ましたか・・・
このバンド?は、Dean Paul Arnoldという人1人だけでやっているバンド?です。

まさに一人ヴァイキングメタル。

そんで何がすごいってこれ、Dean君、今まだ18歳です。


全体的なサウンドとしては若干荒い音ですね、まずは。
ヴァイキングメタルらしいシンフォニーが合わさったバンドサウンドです。
弦楽器や周りの「アーアー」コーラスは恐らくシンセでしょう。

ギターは粘りのある轟音系の刻みを中心に、ソロではかなり弾き倒している印象。
この轟音いい感じ。
だけどもっちょっとギターの音量欲しかったかも。

ベースは、ギターとドラムの圧力に押され気味ですね。
こっちは意外と落ち着いた音なのかな?

ドラムはまずバスドラムつええ。
スネアは余韻少なく抜けを良くし、バスドラム中心のメタルらしいバランス。
金物、特にハイハットはかなりサイドへ振ってある。
クラッシュ右、ハイハット左でほぼ完全に分けてるのかな?

ボーカルはグロウル多め、サビ部分や途中テンポを落とすときなどでクリーン系というか、漢系がときどき。
漢系をコーラスにして両方を使っていることもある。
グロウルかなり力強い。
漢系はそれほど上手くは無いが、ペイガンな雰囲気満載。
漢系は若干音量小さめにしてある。


各トラックのレートは、
#1 Visio Prosperum ★3
#2 Distant Cries of War ★5
#3 An End to Tyranny ★4
#4 Path of the Sky ★4
#5 Beyond the Shores and Lands ★5
#6 Tale of the Hero ★4
#7 Cathartic Quest (An End to Tyranny, Pt. 2) ★5
#8 Awakening of the Boreal Sun ★3
#9 Silencing the Empire ★4
#10 Unforgotten Valour ★3


Top3は、

#2 Distant Cries of War
( ゜д゜)
( ゜д゜)
( д )
( ゜д゜)すげえ

イントロはなかなか細かく表現がなされたシンフォニック系なインスト。
その後の急激で非常に攻撃的なフレーズが最高にカッコいい。
全体的にスピード感があったり、緩と急が上手く混ぜてあったりとバランスが良い。
いきなり傑作ヴァイキング曲。


#7 Cathartic Quest (An End to Tyranny, Pt. 2)
Ensiferumに迫るほどの長大曲、その長さ14:22。
こちらは雪山を思わせるSEとシンセから始まる。
ゆっくりと始まり、哀愁のギターが入る、この歳でもうこの哀愁のメロディか・・・
哀愁を保ちつつだんだんと激しくなる音、何かを求めて突き進むような力強さ。
数々の楽器を用いて、数々の展開を盛り込んだ本当に超大作。
8:08辺りが特に良い。
まさにカタルシスクエスト。


#5 Beyond the Shores and Lands
どの曲もかなりの速度ではあるけど、この曲が特に全体的にブラストビートが効いていて体感速度が速い。
非常に激しく、トレモロピッキングとブラストビートが更に激しさを強調する。
そこからの、一気に緩へ。
曲構成が非常に上手い。


全体的にボーカル(特に漢系のほう)や、リードギターで荒さが出てくるときはあるがさほど気にはならない。
それよりも特筆すべきはこの曲構成の上手さと、この哀愁のメロディ、そしてそれらを18歳で作れるということ。
これはまた新世代ヒロイック系ヴァイキングメタルの雄が現れたかもしれない。


評価 ★4+


動画はDistant Cries of War